~前回までのあらすじ~
魔神バイブロス
孤高の討魔師・仲西エリカは昼は女子校生、夜は一族の掟に従い魔物狩りをしていた。最高格討魔師一族の末裔である彼女にとってそれは戦いというには容易すぎる放課後のエコ活動のようなものだった――不死身の魔神バイブロスが現れるまでは。魔神は右手から恐るべき魔振動を繰り出して討魔術を封じ、エリカを倒す。エリカに子を産ませて力を継がせた魔神は自ら消滅した。
魔神バイブロス2、3
産まれた魔神バイブロスJr.にエリカは魔神猛と名付け、何とか見た目を誤魔化して人間として育てていた。あっという間に成長した猛は、エリカや魔法少女アンリとともに魔物や暗黒討魔師ミサらと戦うようになる。
魔神バイブロス4
しかし魔界の女帝ガーネットが現れ強大な魔力でエリカ達を蹂躙する。魔法少女の長老・白宮苺に助けられたもののエリカ達は回復に時間を要する痛手を負った。
魔神バイブロス5
苺に連れられ古代の多様性が残る里・在遠(ざいおん)を案内された猛は自分が魔物の女の子に中出しして孕ませると人間に戻せるという力を持つことを知る。まるでエロゲーの主人公のような運命に俄然やる気を出す猛の眼前に魔界の侵攻が迫る。苺は猛に希望を託し南を――チバングを目指せと言い、猛はその言葉に従い在遠をあとにしたのだった。
魔神バイブロス6前編
森を行く猛の前に問答無用で襲い掛かる首無し族が現れる。危ういところで猛は騎士の男女に救われた。彼らは本佐倉という討魔師の国の女王レイナとその弟ユーリで、エリカと共に幼少期を過ごした妹や弟のような存在だった。世界は魔界に対抗して人間側の大国チバングが台頭していた。チバングは人間以外の動物を根絶やしにすることを目指す謎の国、その侵略の先鋒は魔界から寝返った森の王率いる森の軍団であり、猛を襲ったのはその森の兵だった。抵抗してきたレイナもチバングに降伏するという。森の王はレイナ達の父の仇であり、納得いかないユーリはチバング内の反乱分子と接触を図る。魔神バイブロスの力を欲する反乱分子のためにユーリは猛を運びやすい形にしてチバングへ持ち込もうとするが、途中で森の姫ミアに捕まってしまった。反逆とみなされた本佐倉の国は夜襲に遭い、民は逃げ延びたもののレイナは国を失う。エリカへの忠義のためレイナは猛の体を取り戻すべく、送られてきた猛の首(不死身だから元気)とともに森へと向かうのであった。